2011/02/20

赤い花5つ

2月18日(金)

夕方6時から、木津第二中学校でフリーアナウンサーの岩崎裕美さんの講演会「コミュニケーションをもっと豊かに〜こころ育て、ことば育て〜」がありました。

いつもながら、話しを聞く中でドキッとする事が出てきます。たとえば、若い人達は話す時に「口を開けていない。ぼそぼそっと話している。表情が変わらない。」と言う特徴がある、と言う話。
そうそう、うちの大学生の長女はそんな感じです。いつも声が小さいので私が聞き返さないといけないし、短いことばで済まそうとします。またまた親バカですが、笑うと可愛い子なのにすぐにムッとした顔になります。(これは私の聞き方が悪いのかな)

岩崎さんいわく、最近の若者は基本が「携帯電話でのしゃべり」だからだそうです。携帯電話を使うとまわりに聞こえないように大きな声で話してはいけないし、別に表情豊かに話す必要もないし、本当に邪魔くさくなったらメールを送れば良い。そのくせが続くと、自分の気持ちを表情豊かに話し、相手に伝える事が出来ない人になって来るそうです。そして相手の気持ちをことばの中からくみ取る事が苦手になってしまう。

岩崎さんが面白いゲームをしてくれました。「赤い花5つ早口で言って下さい」一人目二人目は「赤い花5つ、赤い花5つ・・・」と5回早口で言いました。三人目は「赤い花、赤い花・・・」と5回早口で言いました。四人目は「カーネーション、ガーベラ、えーと」と赤い花の名前を5つ言おうとしました。
実はどの人も正解なんだそうです。三人目までの人達は「アナウンサーが言うから、早口言葉の練習」だと思うし、四人目の人ぐらいになると「花の名前でしょ?」と思う。
岩崎さんもわざと全てを伝えていないし、どの人も早口言葉を言うのか、花の名前を言うのかを確認していません。

これは他人同士だけにありがちだと思ってはいけないそうです。親子の間でも同じ事が言えます。親子の方が「これくらいわかってくれているだろう。気づいてくれているだろう」と、思い込みが激しい場合があります。
長女に対して、賢いから全部言わなくてもわかるだろう、しっかりしているからそこまで言う必要がないだろうと、少しずつ会話しなくなっていた事に気づかされました。

またまた勉強できました。勉強の後は、実践です。これがなかなか難しい。あらためて話すのは、相手が自分の子どもでも結構恥ずかしいです。
この事は夫婦間でも同じですって。 年齢がいって会話のない夫婦になる前に、きちんとことばを伝える練習しておきましょうね。