2011/06/19

子ども・子育て新システム

6月18日(土)

今日は昼から精華町のかしのき苑で、精華町の子どもと教育を考える会主催で行われた学習会に参加してきました。私自身がよくわかっていない「新システム」の勉強会という事で、いつもの「知りたい」気持ちで参加してきました。

木津川市では、待機児童の問題がずっと言われています。しかし、子どもを預ける所が有れば、働きに出たいという保護者の潜在的なニーズは常に有るために、ずっと「待機児童」が存在するという状況です。木津川市ではいま以上に公設公営の保育所はつくらないと決めていて、民営保育園の誘致をすすめています。
民営保育園をつくる→保育希望者が申し込む→保育希望も増える→待機児童が出る。
その繰り返しになっているのが現状です。

「子ども・子育て新システム」は、ニーズが高いため不足している保育園と、余裕のある(定員割れしている)幼稚園の両方をあわせて、待機児童の解消のための「子ども園」をつくろうとするものです。その部分だけ聞いていた私は、待機児童の解消になるならよいのではないかと考えていました。
しかしよく聞いてみると、0・1歳児は保育園、2〜5歳児は子ども園(5歳児は一部幼稚園)になります。そして子ども園では、待機児童の8割以上を占める2歳以下の子ども達の受け入れを義務づけられていませんので、待機児童の解消の根本的解決とはならない。

特に問題なのは、保育時間が保護者の勤務時間に連動する事や、保育時間が長ければ長いほど料金に反映する事。市町村が行うのは「保育の必要性の認定」なので、利用施設の斡旋がメインになってしまう事。また、入所に当たっては「逆選抜」される可能性が出てくる事。

保育に携わっている方が、「子ども達は毎日の積み重ねの中で、いろんな事が出来るようになったりして、例えば運動会での発表につながります。それが新システムでは、子どもによって保育時間がバラバラになり、集団保育ではなくなる。縄跳び一つとってもAちゃんは1日に1回の練習。Bちゃんは週に1回の練習となると、子どものがんばりとは別の所で差が出て来てしまう。」と、おっしゃっていました。

すべての子ども達には無限の可能性があるし、小さい頃から集団生活の中で個性を尊重し合う気持ちが育まれてくるのではないでしょうか。親も子どもも孤立しかねない、不安が大きい新システム。もっと多くの方が問題点をきちんと知って、利益追求ではなく子どものための安心出来る保育の場を確保する事が大事だと思いました。

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