8月17日(金)
以前より携わっていた、ボランティアグループで行なっている「畑の学校」。5月にみんなでさつま芋の苗植えをして、合間は畑の持ち主のTさんご夫妻が手入れをしてくださっていました。
朝早くに「大変。猿か猪かわからないけど、畑がひとつ被害にあいました」とメールが入りました。どうしようと思っているうちに「ネットを張るので手のあいてる人は夕方畑に来てください」と連絡が。
 |
いのししの足跡 |
 |
見事ほじくり返されたさつま芋畑 |
今年は参加者も多かったので、苗を植える畑も川に近い方と少し上の方とにわけました。その上の(山に近い)方が被害に遭いました。
 |
飾りかぼちゃまでこんな風に食べられました |
秋の収穫を楽しみしているみんなの事を考えながら、下の畑だけは守ろうと言う事で、とりあえず防護柵を作ることになりました。
 |
畑の長さに合わせて、巻いてあるアミをカット |
 |
3枚を縫い合わせてから、畑を覆います |
下からもぐり込まれないように重しと竹にひもでくくり付けます。途中で雷が鳴ってきて雨もぽつりぽつり。残りは「朝くくっておくから」と言って頂いたので、今日は解散。
Tさんご夫婦は専業農家と言うわけではないので、こういう場合は「鳥獣被害の被害金額」には含まれません。きっと京都府での被害金額は発表されているよりもっと多くて、被害にあって作物を作らなくなり、どんどん田畑が荒れて行ってしまう。
「鳥獣被害対策」は、一部の人だけの話ではない、土地を守る、自然を守る事につながっています。やっぱり、TPPは反対。農林漁業を大切にしてこそ、環境を大切にした未来が約束されるのではないでしょうか。
 |
畑の横の新川で |
0 件のコメント:
コメントを投稿