2013/08/17

終戦日の話

8月17日(土)

 ちょっと日が経ってしまいましたが、15日の「かも平和の鐘」に参加したときの話です。
 私の担当は加茂町里の常念寺さん。残念ながら常念寺の参加者は子どもさんを含めて5人でした。境内から静かな町並みを見ながら、ずっとこの平安が続くようにと話していました。

 今年のメイン会場の加茂町小谷の大願寺に戻りました。すでに住岡さんの「戦争体験を語る」が始まっていました。

 住岡さんはちょうど特攻へ出発するための移動中に「戦争が終わった」とラジオで終戦の放送を聞きました。上からの命令が絶対であった当時は、ラジオの「玉音放送」よりも命令が優先され、軍からの伝達がなかったのでそのまま目的地(出発基地)まで移動しました。そして特攻隊として出撃することはなく、家に帰り着いたのは13日後でした。
 特攻隊としての出撃がもう少し早ければ、今の自分はいなかったと。戦争中は自国の不利な状況は一切知らされず、ご自身も回りの状況を冷静に見た時に「自分の乗る飛行機があるのか。本当に日本は勝つというのか」と疑問に思っていたそうです。でも、そんな事は口にも出せないような時代でした。
 軍隊に入って最初の1ヶ月ほどは、殴る蹴るの暴力で徹底的に「天皇陛下のために命を捧げる」意識を教え込まれます。最初は家族と離れて悲しんでいたり、戦争はおかしいと考えていたのが、暴力で叩き込まれ正常な判断ができなくなり、戦争へと突き進むようになります。68年前の8月15日をみんなで共有した時間でした。あらためて戦争の理不尽さ恐ろしさを知らされ、平和への思いを強く持った時間でした。
 

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