2013/11/09

南相馬の人たち

11月8日(金)

 先週は2年ぶりに福島へ行きいろいろご報告をと思っていましたが、なかなかブログに書くことができませんでした。あまりにも「重い思い」を聞いてしまったからかもしれません。木津川市会議員団ブログでも書きましたが、少しこちらにも転載します。
 
 
 3日は朝から相馬市にある大野台仮設住宅を訪問しました。ここはもともと工業団地の一角で企業誘致をしていましたが、企業が来なかったためにまとまった土地があって、そこに建てられた第1から第9まであるかなり大規模な仮設住宅です。たまたま2年前もこの大野台仮設第5住宅を訪問しており、今回は第1・第2住宅を訪問し何人かとお話をしました。

 漁師だというおじさんは、あの日「津波が来る」というので船を沖へと出して自分の船は残ったが、船が流されたり亡くなったりした仲間もいる。震災の前年に船のエンジンを買い替えて、そのローンを返済するためにがんばろうと思っていた矢先の震災。今は漁に出かけるのではなく、試験操業や放射線量の測定のために船を出している。放射線の影響はないと国は言うが、測定するのは沖合の海。自分の船は小型船なのでそんな場所は関係ない。国は原発事故を小さく見せようとしている。悔しい。
ガレキや波消しブロックがごろごろ転がっていました


2年前も訪れた相馬港は、湾内の整備も進んでいました

 私より1歳年下の女性は、震災の2年前に夫を亡くし、夫の両親と子ども2人と暮らしていた。茨城に住んでいた次男が震災の時に帰って来ていろいろ手伝ってくれていた。茨城へ戻ってから婚約者の両親に「被曝していないかきちんと測って欲しい。放射線の影響が出るかもしれないから娘とは結婚させられない」と言われ破談になった。いまだに南相馬や福島の人間とは結婚させられないと言われる事がある。心の優しい良い子なのに。

 他にも書ききれないほど、福島の方達の今の状況をお聞きしました。こんな方達の話に耳を傾けず、原発再稼働、輸出に前のめりの安倍首相や自民党政治。自分の家で家族と暮らし、仕事をするという普通の生活を取り戻したい、そんな当たり前の願いが早く実現するように応援していきたいと思います。
 

1 件のコメント:

  1. ごくろうさまでした。福島の生の声を伝えていってください。

    返信削除