2014/08/01

仙台の話から

8月1日(金)

 総務文教委員会の研修の話はおいおいするとして、自治体学校のことを少しご紹介します。

 第一日目の7月26日は仙台国際センターで、記念講演「憲法と地方自治」一橋大学名誉教授杉原氏に続いて、3人の方たちのリレートークがありました。馬場 有浪江町長、岩手県大槌町の岩間保健師、河北新報社小島記者のみなさんです。3人の方たちから、あの日何がおこっていたのか、自分を含めてどんな状態だったのか、そして今どのような状況かが報告されました。

晩ご飯を食べに行ったお店で
地震で津波で、ライフラインが寸断され、一切の状況がわからず、東京電力からも国からも何も知らされずにいたこと。そのために避難も遅れ、避難先の線量が高いことも知らされずにいたことで住民に余計な被曝をさせてしまったこと。そんな中で「再稼働」なんてとんでもない。原発の近くでは同じことが起こりうる、日本では原発は廃炉にすべきだと、強い憤りを持って馬場町長は語られました。

 大槌町役場では町長をはじめ40人の職員が亡くなりました。ご本人も同僚3人と直前まで一緒に仕事をしていたものの、その3人が震災の犠牲になってしまったこと。避難した場所での最初の仕事が遺体の安置場所の確保だったことなど、その状況は想像しがたいものでした。今、定期的にカウンセリングを受けながら、生かされた命を大切にし、後輩の指導にあたり、また仲間に支えられながら仕事に頑張っていらっしゃいます。

 小島記者からは、「報道」の立場からの訴えでした。テレビ新聞メディアがだんだん報道しなくなって来た状況。それは地震・津波・原発・風評に続く「風化被害」である。避難生活が長引くことで、避難者の間にも格差が出て来ている、それは年齢から来るものや経済力から来るものなどいろいろ。人々の中に分断を持ち込み、幕を引こうとしている東電や政府。「風化被害」と言う言葉を聞き、私自身ハッとさせられました。
 忘れてはいけないし、まだ続いている被害。その真実を多くの人に知ってもらうためにも、京都に戻ってからも発信して行かなくてはならない。そう強く思いました。

折れ曲がったままの海岸近くのガードレール

1 件のコメント:

  1. 久しぶりで(すみません)ブログ拝見しました。仙台・愛知・地元での活動などなど・・・・議員さんのお仕事って忙しいんだなあって改めて思いました。今年もまだまだ暑さが続くみたいなので、お体大事になさってくださいね^^
    木津川民報で来年の市議の候補になられたこと知りました。絶対、応援しますね!

    梅美台のKより

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