2015/08/08

南相馬での話(1)

8月7日(金)

 南相馬市のボランティアセンターを拠点に小池応急仮設住宅を3カ所ほど訪問しました。ここは小高区や浪江町からの避難者が多い仮設でした。
 
東京から仮設に住む娘さんとお孫さんに
会いにきたおばあちゃん(私と同い年ですが)

 88歳のおじいちゃん、「何か困っていることはありませんか」と聞くと、なかなかおはなししてくれなくて、でも「ぜーんぶ困ってる」と。本当だったら自分のお家で家族と一緒に米寿のお祝いをしているはず…。私自身が次の言葉をかけることができなくなりました。別れ際には「遠くから(来てくれて)ありがとう」と、言ってもらいましたが、切なくなります。

 同じ88歳のおばあちゃん、小学生くらいの女の子たちと一緒にいました。「お孫さんとご一緒なんですか?」「最初は一緒に住んでいたけど、(仮設の)部屋が空いたので隣同士で暮らしている。おじいさん(夫)と息子夫婦が亡くなった。消防士の孫が消防車ごと流された。今住んでいるのは娘夫婦とその子どもたち」と、途中で涙ぐみながら話されました。
 それでも、「京都から大変やね。暑いから気をつけてね」と、ねぎらいの言葉をいただきました。仮設の方たちは、みなさん優しくて周りの人を思いやる方が多いのです。


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